相変わらずシルバーウィークが何なのかも分からないまま
仕事に追われとります。
の中、またまた内容の濃い週末を過ごさせてもらいました。
ダイジェスト的に掻い摘んでも結構ありますな…。
まずは
ブラスト!のステージ。
楽器とダンスパフォーマンスのムチャクチャカッコ良い集団で、改めて「ライブ」の感動を味わえました。
その日も我らがボス、
黒崎輝男氏が来福してまして、
いろいろ今後の楽しい発展が見えてきました。
黒埼さんとの懇親会の後に飲みにいった、
伝説のアーティスト、I.Mヒロシさんの店、
「
モンナリッサの森」
久々に行きましたけど相変わらず最高にア-ティスティックな空間です。
そこでたまたま、昼間、感動的な公演をみせてくれたブラストの人たちも打ち上げの後で訪れていて、思わぬ遭遇。
すんごい福井を気に入っててくれてましたね。
次の日は黒崎さん達と念願の「
おけら牧場」の山崎さんを訪問。
噂通りのすばらしい文化人であり、農のプロ。
頂いた牛乳と同じくらい濃厚なお話しでした。
そして、待ってました。
久々の
農村力デザイン大学の講義。
今回のテーマは「暮らしの自給と自立」
東北大学の
新妻弘明教授
「EIMY」 energy in my yard
その地域、その場の状況を見て自然や人の智慧を利用してエネルギーを見出す。
化石燃料に依存するのではなく、あくまでも利用するだけ。
知識と少しの労力をかければエネルギーは意外とどこにでも転がっているんですね。
そして今や世界中で見る見る広がっている、
菜の花プロジェクト代表の藤井絢子氏
簡単に説明すると、地域の休耕田や転作用の田畑で菜の花を育て、
搾ったものは食用油として、残りの搾り粕は飼料や肥料として使う。
使用後の廃油をバイオディーゼル燃料として使い、それで田畑を耕す。
何よりも地方の荒れた田畑が黄色い綺麗な一面の花畑になるのがとてもステキな事。
細分化すると、まだまだ大きい循環システムですが、
比較的簡単で、日本中どこでも育てる事が出来るみたいです。
ここ数年で数々の実績を残し、地域の活性化に大きく関わってるので、
今後もまだまだ広がっていくでしょうし、ビジネスとしても成り立っていくと思います。

その夜も地元の食材を使った贅沢な夕食の時にじっくり話しを聞かせて頂きました。
なによりも、いつも思うのが、
老若男女、身分も関係なく囲炉裏を囲んでみんなで夜が更けるまで笑い、語り合う。
日本ならではの、田舎の文化の様な気がします。
FLATビルにも3階に囲炉裏作りましょか?
それは
竹田でいいか…。
最近僕が「農」を通じて出会う、ステキな人達に共通するのはおしどり夫婦と言うのか、二人三脚で歩いてる様に見える方々が多い気がします。
勝手にそう言う目線で見てるだけかも知れませんが…。
ただ「生きる」という事に真摯な姿勢、それを全て喜びに換える。
ちゃんと文明の進化に対応しつつ、自分達の生き方を見据える。
難しい様ですが、
シンプルに生きると言う事そのものが「幸せ」に繋がるんでしょうね。
何が必要で、何がいらないか。
何が贅沢で、何が貧しいのか。
まさに農村力というパワーを感じられる町「
池田町」
(今週末は「
いけだエコキャンドル」です。是非見に行ってください。)
最後の最後も夜中に外で横になって星空を眺めながら男3人で話の続き。
まわりには田んぼと川のせせらぎ、虫の音と。
後は暗闇に広がる満天の星空だけ。
20分ほど外でボーっと眺めてるだけで4つほど流れ星がみえました。
株式會社 建大工房
デミズケンダイ