「土」
とはその土地のこと。
「風」
とはそこに吹きこんでくるモノ。
その二つが交わって風土と呼ばれる。
その土地に根付くものを守り続けるのも大切な事。
ただ何も変わらず、というのが必ずしも良いと言う訳ではないでしょう。
そこに外からの風が吹き込むことによって、より豊かな土地となる。
土の人となってその土地を守り、人をまとめていくか、
風の人となって更なる息吹を吹き込み、土地を盛り上げていくか。
どちらも大切で、どちらも相手を受け入れる寛容さが必要だと思う。
街作りや村興しとかで成功している例の多くは他の土地から来た人がクサビとなって働きかけている場合が多いと聞きます。
行って参りました、修学旅行。
いつ聞いてもワクワクする響きですね。
学校というものに属している特権みたいなもの。
日本農村力デザイン大学の初の修学旅行に行ってきました。
まずは
ルンズファーム
群馬県は赤城村にある、がしかし、とても日本とは思えない大らかな空間。
永澤さんはいつも通りの熱い語りでいろんな事を教えてくれました。
そして
片品生活塾
渋谷の元コギャルの桐山美智子さんが一人で移り住み、コミュニティーを作って今では地元の人もさる事ながら、全国からここにいろんなモノを求めて人が集まる場所。
今の旦那さんと畑で出会った、と言うのが印象的でしたね~。
で桐山さんに連れて行ってもらった
遊楽木舎
精一さん。パタゴニアのモデルもやってるらしい。
こねてもらった生地に自分たちでトッピングして石釜で焼くピザ。
絶品でしたね。スープも桐山さんトコのサラダも美味しかった~。
このみなさんに共通しているのは、風となってその土地に移り住み、時間をかけて土地や人との調和を保ちながら、お互いが相乗的に成長していっていると言う事。
土も風も。
風の人も土の人もどちらも必要なんですよね~。
そして人の生き方に触れると言う事は、
自分の生き方を見つめ直すいい機会やな~と思いました。
株式会社 建大工房
デミズケンダイ